ICC アニュアル 2022 生命的なものたち

東京・新宿のNTTインターコミュニケーション・センター [ICC]にて、「ICC アニュアル 2022 生命的なものたち」を2023年1月15日まで開催します。
「ICC アニュアル」は、これまで「オープン・スペース」展として開催してきた展覧会を、コンセプトを継承しながら、6ヶ月間の長期展示としてリニューアルするものです。
新しいメディア・テクノロジーの動向に伴って、それに触発され、更新される私たちの意識のありようや、現代の社会におけるテクノロジーのあり方を、メディア・アート作品をはじめ現代のメディア環境における多様な表現によって、別の見方でとらえていきます。
現在の私たちの生活環境には、コンピュテーショナルなテクノロジーがもたらしたシステムがさまざまに実装されています。人間とコンピュータを媒介する技術の変遷は、アルゴリズムが生み出す、生命的な振る舞いによって、より自然に私たちの生活環境に浸透し、また、将来もますます進んでいくでしょう。
一方、自然の現象に見られる再帰性や偶然性を読み解き、自然のメカニズムを解析することで、テクノロジーの側からもうひとつの自然をシミュレーションし、新しい生命のあり方を定義することや、自然や生命、私たち自身をとらえ直すことが可能になりました。
このような「組織化する無機的なもの」の時代において、デジタル技術や自然の現象から生み出された新しい「生命的」なシステムとしての環境からインスピレーションを受け、そのシステムとの相互的なフィードバックによって生み出された作品、気候変動やジェンダーなどの社会的な問題、NFTやメタヴァースなどの同時代的な技術動向にもとづいた、広がりをもった作品の数々によって、これからのテクノロジーのあり方を考えます。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》
開催期間 |
2022/06/25(土)~2023/01/15(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 11:00~18:00 |
休館日 | 月曜日(月曜日が祝日もしくは振替休日の場合翌日)、保守点検日(8/7)、年末年始(12/26~2023/1/4) |
入場料 | 一般500円/大学生400円/高校生以下・65歳以上無料 |
参加アーティスト | ALTERNATIVE MACHINE、菅野創+加藤明洋+綿貫岳海、慶應義塾大学 徳井直生研究室 Computational Creativity Lab、小光、セマーン・ペトラ、nor、エレナ・ノックス 他 |
会場 |
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お問い合わせ | 0120-144199 |
会場URL | https://www.ntticc.or.jp/ja/ |
詳細URL | https://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2022/icc-annual-2022-life-likeness/ |