浜田知明 アイロニーとユーモア

神奈川の茅ヶ崎市美術館にて、「浜田知明 アイロニーとユーモア」が2022年2月6日まで開催します。
浜田知明(1917-2018年)は戦後日本を代表する版画家、彫刻家です。自身の過酷な戦争体験をもとにした『初年兵哀歌』シリーズによって一躍注目を集めますが、次第に社会のみならず、人間、自分自身へとモチーフの対象を広げていき、多岐にわたった版画を発表しました。時代に向きあいながら痛烈な皮肉とユーモアの精神で捉えあげた表現は国内外で高く評価され、わが国の現代版画に多大な影響を及ぼします。1983年以降は彫刻を手がけるようになり、2000年を最後に版画制作から離れていきますが、晩年にいたるまでその創作意欲は衰えませんでした。
茅ヶ崎市美術館は2002年に『初年兵哀歌』シリーズをはじめとした1950年代から1980年代までの浜田知明の版画56点をご寄贈いただきました。本展覧会は同版画コレクションを大規模に紹介する初の機会です。さらに、神奈川県立近代美術館より特別にお借りした、ヨーロッパ滞在をもとに制作された作品、1990年以降の作品をあわせて展示し、創作の軌跡をたどります。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》
開催期間 |
2021/12/11(土)~2022/02/06(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで) |
休館日 | 月曜日(ただし2022/1/10は開館)、12/29~2022/1/3、1/11 |
入場料 | 一般700円/大学生500円/市内在住65歳以上350円 |
参加アーティスト | 浜田知明 |
会場 |
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会場電話番号 | 0467-88-1177 |
会場URL | https://www.chigasaki-museum.jp/ |
詳細URL | https://www.chigasaki-museum.jp/exhibition/3481/ |