エディトリアルを中心に活躍するグラフィックデザイナー「gift unfolding casualy」の主宰、西条英樹の個展「gift unfolding casually Solo Exhibition“by graphic”」が、Nidi galleryで開催される。

ファッションやアート、建築など世界のクリエイティブ情報を毎号独特なエディトリアルで紹介するクリエイティブジャーナル誌『QUOTATION』のアートディレクターを務め、アニメ「グランブルーファンタジー」のDVDパッケージデザインや左開きの漫画作品『Levius』のデザインを担当するなど、さまざまなプロジェクトを手掛けている。

本展では、線、色、形といったプリミティブな要素から紡ぎ出されるグラフィックスタディが展示。モニター上の画像では伝わらない、印刷物としての質感やサイズ感を意識して制作された平面作品が約15点発表される。グラフィックデザインから機能を削ぎ落とした後の“装飾的としか例えようのない何か”を探る研究的アートワークを通して、グラフィックの可能性に迫る。会場では、印刷会社レーエの協力のもと制作されたポストカードが限定で配布される。