東京・丸の内のGOOD DESIGN Marunouchiにて、「Good Design Award 2020 燕三条」が12月27日まで開催します。

“金属加工のまち”として知られる新潟・燕三条地域。先人が培ってきた技術とものづくりの精神はデザインと融合し、数多くの魅力的な商品を生み出してきました。早くから商品に対する一つの要素としてデザインが取り入れられ、それを意識した商品開発が行われてきました。これは、他商品との差別化や自社ブランドの確立にもつながり、中小零細企業が多い地域でありながらも、各業界のトップクラスブランドも多く存在する理由とも言えます。

新潟県では、1966年の県内初受賞から現在まで900点以上の商品がグッドデザイン賞を受賞しており、そのうち燕三条地域企業が約8割を占めています。これらは、東京や大阪など大手メーカー本社がある大都市圏を除けば、全国でも上位の取得数であり、初受賞から30年以上も続けて受賞している企業があることや、多くの受賞品がロングライフデザインとなり今もまだ継続販売されていることなど、件数だけでは計れない実績も含まれています。

今回は、2020年度に燕三条地域で受賞した20件すべてをそろえて展示紹介。また、一部の展示品は「KITTE」の3階「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA」で販売されています。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋／一部編集》