企画展「チェコ・デザイン100年の旅」

パヴェル・ヤナーク、《クリスタル型小物入れ》、1911年  チェコ国立プラハ工芸美術館蔵 (Collection of The Museum of Decorative Arts in Prague) パヴェル・ヤナーク、《クリスタル型小物入れ》、1911年
チェコ国立プラハ工芸美術館蔵(Collection of The Museum of Decorative Arts in Prague)

ヨーロッパの中心に位置し、歴史的に様々な文化に触れてきたチェコ。日本でも「ロボット」という言葉の生みの親となったチャペック兄弟や、モグラのクルテクの絵本などが知られています。緑豊かな自然に恵まれ、高い技術を誇るボヘミアン・グラスをはじめとする産業が発達しました。19世紀に世界の富が集中した黄金の都プラハを拠点に、20世紀には次々と芸術運動が花開き、チェコ・キュビスムとして結晶体や幾何学的形態を建築やインテリアの立体物にまで展開した独特の芸術様式も生まれました。そして社会主義の時代にも、優美なスタイルの生活用品や自由な表現の絵本が創作されています。

本展では、チェコ国立プラハ工芸美術館の収蔵品を中心に、アール・ヌーヴォーの旗手アルフォンス・ミュシャから世界中で愛される現代のアニメーションまで、100年のデザイン史を代表する家具、食器、書籍、ポスター、おもちゃなど約250点により、幅広い魅力を持つチェコの文化をデザインの視点からたどります。時を超えて日常を彩り、人生を豊かにするチェコのデザインを、日本で初めて総合的にご紹介します。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋》

【関連イベント】
●講演会
会場:岡崎市美術博物館 1Fセミナールーム
定員:先着70名
※聴講無料

「チェコ・デザインとチェコ国立プラハ工芸美術館のコレクションについて」
日時:4月6日(土) 14:00~
講師:ラジム・ヴォンドラーチェク(チェコ国立プラハ工芸美術館主任学芸員)

「戦前チェコの前衛的なデザイン・その代表作とコンテキスト」
日時:4月20日(土) 14:00~
講師:ヘレナ・チャプコヴァー(博士〈美術史〉、立命館大学グローバル教養学部准教授)

※そのほかの関連イベントは、下記詳細URLをご覧ください。

開催期間 2019/04/06(土)~2019/05/19(日)
※イベント会期は終了しました
時間 10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜日(ただし、4/29、5/6は開館)、5/7
入場料 一般(高校生以上)1,000円/小中学生500円/未就学児・岡崎市内の小中学生および各種障がい者手帳の交付を受けている方およびその介助者1名は無料(要証明)
会場
  • 岡崎市美術博物館
  • 愛知県岡崎市高隆寺町字峠1番地
会場電話番号 0564-28-5000
会場URL http://www.city.okazaki.lg.jp/museum/
詳細URL http://www.city.okazaki.lg.jp/museum/exhibition/openexhibition/p023744.html