松本力「記しを憶う」-東京都写真美術館コレクションを中心に

絵描き・アニメーション作家の松本力は、トレースをせずに1コマずつドローイングを描き、透過光を加えてビデオで撮影して映像作品を制作しています。映像のインスタレーションとして、立体作品や音声によるライブパフォーマンスのほか、手製の映像装置を用いた独自のワークショップを美術館や学校、滞在する各地域で数多く開催し、国内外で活躍しています。
松本は自身の映像作品について、絵を描く中で考えや感情を具象化する、イメージの身体表現と位置づけています。その世界観は、幻想的な描写と時間を遡行するような奇妙な視線とともに、不思議な懐かしさを湛えており、切なさや哀しみの感情を見る者にもたらします。
本展は同時開催の上野アーティストプロジェクト2019「子どもへのまなざし」展との連動企画として、東京都写真美術館で所蔵する作品を、新たなインスタレーションとともにご覧いただくものです。会期中には松本と長年に渡り活動してきた、音楽家VOQとの二晩限りのライブパフォーマンスも行います。映像と音楽のまなざしが交差する空間表現をご堪能ください。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋》
開催期間 |
2019/11/16(土)~2020/01/05(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 9:30~17:30 ※入室は閉室の30分前まで ※夜間開室:金曜日 |
休館日 | 11/18、12/2、12/16、12/26~2020/1/3 |
入場料 | 無料 |
会場 |
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詳細URL | https://www.tobikan.jp/exhibition/2019_collection.html |