英国劇場建築の世界

The world of British Theater Architecture

英国劇場建築の世界

2019年2月~3月、MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesignでは、企画展「英国劇場建築の世界 The world of British Theater Architecture」を開催します。

ロンドンの劇場地区(London Theatreland)ウエストエンドは、ニューヨークのブロードウェイと並ぶ商業演劇街として有名です。

本展では、ウエストエンドで花開いた英国劇場建築の美しさ・歴史軸に焦点を当て、その歴史を伝える18世紀、19世紀初頭に出版された古書文献から抜粋し、そのビジュアル16点を展示します。

特に、ウエストエンド初の劇場であるシアターロイヤル(Theatre Royal)と、その火災の様子を伝える資料、クリストファー・レン設計により新たに建築されたドルリー・レーン王立劇場(Drury Lane)について一連のビジュアルが見ものです。現在「オペラ座の怪人」が上演されている壮麗なハー・マジェスティーズ劇場(Her Majesty’s Theatre)。その前身の建物であるキングスシアター(Kings theatre)と、その斜め向かいに1821年から現存するヘイマーケット王立劇場(Theatre Royal Haymarket)などもご紹介します。

現存する劇場建築は、19世紀の後期ヴィクトリア様式、エドワーディアン様式のものが多く、ギリシャのクラシック・リバイバルからの新古典主義様式がファサードに取り込まれているもの、大空間を生み出すため、教会建築で見られる半円アーチ、トンネル・ヴォールトが美しいロマネスク様式などを組み入れたものなど、演目に勝るとも劣らない華やかさ、細部まで趣向を凝らした意匠デザインと装飾が展開されています。

MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesignBldg.は、英国劇場建築に比べるとまだまだ新しい1931年竣工。銀座に残る小さな近代建築にて、壮大なパースペクティブが描かれた劇場空間をご覧いただきます。英国の伝統、気品とエンターテイメントの原点である、古き良き劇場建築をお楽しみください。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋》

開催期間 2019/02/06(水)~2019/03/17(日)
※イベント会期は終了しました
時間 11:30~17:30
休館日 月曜日、火曜日
入場料 無料
会場
  • MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesign
  • 東京都中央区銀座1-20-17 川崎ブランドデザインビルヂング
お問い合わせ 03-6228-6694
会場URL https://kawasaki-brand-design.com/
詳細URL https://kawasaki-brand-design.com/exhibitions/