Bio Re:tual

東京のSIGNALにて、「Bio Re:tua」が2025年7月29日から8月30日まで開催されます。
—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—
古来より私たちは、自然への祈願や憑依を“儀式”として形式化し、生活に取り入れてきました。その所作は人間と非人間の交点とも言い換えることができ、繰り返し行い語り直されることで、現代にまで継がれています。
Mikiko Kamadaはアーティストとして活動する傍ら、千葉大学大学院園芸学研究科博士課程を修了し、植物が人間に与える影響について研究を行ってきました。本展では、葉緑体の粗とされるシアノバクテリアを体内や生活に取り込むことで、人間がサステナブルな自活能力を獲得することを試みています。太古の昔に非光合成生物の細胞内に取り込まれ共生の道を歩んだことで、植物が光合成能力を備えるきっかけとなったシアノバクテリア。光が体内に取り込まれ成長や活動の源となることを、共生と持続のための“儀式”と呼び得るとき、それは人にとって新たな意味を帯び始めるのではないでしょうか。
エコやサステナブルといった気運があふれ“自然との共生”が再び求められている人新世に、“印象”や“崇高”によって先人たちが捉えようとしてきた光を、Mikiko Kamadaはアートとサイエンスの両輪によっていま一度表現しようとしています。技術の先進性や有効性が先行して取り沙汰される現代に、私たちはサステナビリティにゆたかなナラティブと神性をもたらす儀式をリクリエイト[re:ritual]できるのでしょうか。
開催期間 | 2025/07/29(火)~2025/08/30(土) |
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時間 | 11:00~23:00(火曜日は10:00~20:00、土曜日は11:00~18:00) |
休館日 | 日曜日、月曜日、祝日 |
入場料 | 無料 |
参加アーティスト | Mikiko Kamada |
会場 |
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詳細URL | https://signing.co.jp/signal/ |