
「Behind the Terrain – sketches on imaginative landscapes」は“風景”に焦点をあて、東南・東アジアを中心に巡回する展覧会プロジェクト。現代における移住や境界線といった言葉の定義付けが“風景”とどのような関係性で結びついているのかを、個人の歴史性だけでなく、追憶・記憶といったものの政治的な相互関係から考察することを目的としている。
インドネシア・ジョグジャカルタとベトナム・ハノイへの巡回を経て、東京展が小金井アートスポットシャトーをメイン会場に開催される。同時に、朝鮮大学校美術学科での関連展覧会、トークショー、フィルム・スクリーニングなどのイベントも予定されている。
“風景”は決してニュートラルなものではなく、人々の欲望を投影する領域だ。同プロジェクトでは、異なる文化的な背景を持ち、また、一時的であれ永続的であれ、移民的な存在でもあるアーティストの実践から、想像的な物語や土地の背後に隠された政治性という意味における多様な「風景」を見出す。世界的な移動が通常化した現代において、“風景”が芸術実践としてどのように表現されるのか、また、日本国内においてどのように“風景”を再考できるのかを、日本と東南アジアなど多角的な関係性のなかでとらえることを目指す。
開催期間 |
2018/05/12(土)~2018/05/27(日) ※イベント会期は終了しました
|
---|---|
時間 | 12:00 ~18:00(イベント時をのぞく) |
休館日 | 月曜日、火曜日 |
入場料 | 一般500円/学生100円/小学生以下無料 |
参加アーティスト | ベロニカ・ヴァーガー、鄭梨愛、エヴァ・エンゲルベルト、リン・フォン・ギュン、藩逸舟、國分蘭、マルヤント、ステファニー・ミサ、李晶玉、沈莘 他 |
会場 |
|
会場URL | https://artfullaction.net/acccess/?t=1524541356187#googtrans(null) |
詳細URL | http://sketchlands.tumblr.com/tokyo |