
北海道の国立アイヌ民族博物館にて、国立民族学博物館巡回展「ビーズ アイヌモシㇼから世界へ」が12月5日まで開催しています。
貝殻や木の実、石、ガラスなど、さまざまな素材からつくられるビーズ。本展覧会では、ものとものをつなげたものを、ビーズと定義します。ビーズは、今から12万年前に誕生して現在にいたるまで、人びとの美への希求や人と人とのつながりを示すために利用されてきました。本展覧会は、国立民族学博物館(みんぱく)および国立アイヌ民族博物館所蔵の民族資料と北海道内の考古資料などを中心に、世界における多様なビーズの歴史とその役割について紹介します。同時に、アイヌモシㇼ(※)という地域文化に焦点を当てながら、地球上に普遍的にみられるビーズをとおして、「人類とは何か」という課題を正面から追求するものです。
※「アイヌモシㇼ」とは、アイヌ語で「アイヌ(人間)がくらす世界」または「アイヌ民族がくらす土地」という意味です。本展覧会では後者の意味で、北海道を中心とした日本列島北部周辺の地域を表しています。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》
開催期間 |
2021/10/02(土)~2021/12/05(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10/2~10/31 9:00~18:00(土・日・祝は20:00まで)、11/2~12/5 9:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 月曜日(祝日または休日の場合は翌日以降の平日) |
入場料 | 一般特別展示観覧料300円+民族共生象徴空間入場料1,200円/高校生特別展示観覧料200円+民族共生象徴空間入場料600円/中学生以下無料 |
会場 |
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会場URL | https://nam.go.jp/ |
詳細URL | https://nam.go.jp/exhibition/floor2/special/beads2021/ |