本展では西洋近代美術の受容や日本美術の伝統、郷土青森をはじめとする東北の民俗的文化を強烈な個性のうちに融合させた棟方志功の芸術を、代表的な作品を網羅して紹介する。

また、彼が吸収し、影響を受けた同時代の芸術家達の作品や、棟方志功が国際版画大賞を受賞した1956年のヴェネツィア・ビエンナーレの出品作品、同時に出品された他の日本人作家の作品をともに紹介し、現代における「世界のムナカタ」の意義を提示する。

【関連イベント】
●シンポジウム「青森の子　棟方志功～棟方志功について語る」
日時：4月16日（土）　13:30～15:30
場所：青森県立美術館シアター
入場料：無料
パネリスト：石井頼子（棟方志功研究・学芸員、棟方志功令孫）、須藤弘敏(弘前大学教授 日本美術史）、武田公平 (棟方志功記念館館長補佐）、牧野研一郎（青森県立美術館館長特別補佐）
コーディネーター：池田 亨(青森県立美術館美術企画課長）
定員：200名
※申込み不要

●記念講演会「近代日本美術史における棟方志功」
日時：5月14日（土）　13:30～15:00
場所：青森県立美術館シアター
入場料：無料
講師：北澤憲昭（女子美術大学教授 近・現代日本美術史）
定員：200名
※申込み不要

●講演「棟方志功と民芸」
日時：5月15日（日）　13:30～15:00
場所：青森県立美術館ワークショップA
入場料：無料
講師：會田秀明（青森県民芸協会会長）
定員：40名
※申込み不要

※その他詳細は公式サイトを参照