植田正治展 幻影再来

“Ueda-cho”(植田調)という言葉がヨーロッパのフォトアート界の共通語になるほど、その構図や題材、色調の独自性が世界に知られた写真家、植田正治。
最晩年の作品で、作家の先駆性において白眉ともいえる多重露光を駆使した未発表のコラージュ作品を集めた写真集『幻影』(ShINC.BOOKS/)は、生誕100年の2013年、数多く刊行された回顧作品集、書籍の中でも異色の一冊として発行された。
ロケーション撮影による砂丘、海、空、草原、街路などの風景と、自宅のダイニングにホリゾントを立てて撮影した、静物が合わさって生まれた独特な景色はユーモアと哀調、静謐感と躍動感が調和する、まさに「幻影」にほかならない。
本展では「幻影」シリーズのフィルムのオリジナリティーを最高精度でデジタル化したプリント作品11点を展示、全40点を販売する。
【関連イベント】
●トーク&上映イベント
植田正治8㎜上映「境港の運動会」「海辺の休日」+「1987年 アルル フォトフェスティバル」
by増谷寛(植田正治事務所代表)
日時:10月24日(土) 18:00~19:30
参加費:1000円(税抜)
植田正治の「オブジェ」感覚──静物写真から見た植田調
byタカザワケンジ(写真評論家・ライター)
日時:10月31日(土) 18:00~19:30
参加費:1000円(税抜)
開催期間 |
2015/10/16(金)~2015/11/06(金) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 12:00~19:00 |
休館日 | 月曜日・火曜日 |
入場料 | 無料 |
参加アーティスト | 植田正治 |
会場 |
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会場電話番号 | 03-6804-1046 |
会場URL | http://booksandmodern.com/ |
詳細URL | http://booksandmodern.com/gallery/476/ |