ひとり暮らしの世帯が30%を超え、個住の増加傾向はとまらない。一方で、クラウド技術や移動、セキュリティサービスの進展により人々は新たなつながりやまとまりを生み出し、空間を越えてサービスや関係を共有しながら暮らしていくスタイルも増えてきた。
集団の中の個、あるいは個の集合のかたちが新たに問い直されていく今、生きていく張りや充足のありかたも、新たに模索されなくてはならない。新しい時代状況やバランスの中に幸せのかたちを見立て直していく必要がある。これらの課題を「家」という具体性の中で分かりやすく可視化していくプロジェクトがHOUSE VISIONだ。
HOUSE VISIONは、2011年3月より、建築家、研究者、多様な企業、行政との対話を重ね活動を続けている。2011年には東京と北京にてシンポジウムを開催し、2013年には東京・青海で23日間に亘って「新しい常識で家をつくろう」というテーマのもと、HOUSE VISION 2013東京展を開催し、「家」を基軸とした新しい産業の可能性を提示した。
ここ一年では、ジャカルタ、クアラルンプール、北京、台北、ハノイなどアジア各地域での研究活動を活発に進めてきた。
今回のシンポジウムは2016年の第2回東京展への標石となるもので、多様な参加企業を対象に、建築家・クリエイターがリサーチを行い、その収集した内容をもとにまとめた提案を公開プレゼンテーションする。
開催期間 |
2015/01/09(金)~2015/01/11(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~17:30 |
休館日 | 会期中無休 |
入場料 | 3日間通し券(一般12,000円、学生5,000円)、1日券(一般4,000円、学生2,000円) |
参加アーティスト | 原研哉、隈研吾 など42名の建築家、研究者 |
会場 |
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会場電話番号 | 03-6264-0330 |
詳細URL | http://house-vision.jp/symposium.html |