
東京の世田谷文化生活情報センター・生活工房にて、春日明夫コレクション「アメリカン・トイズ since 1920s 暮らしと時代を映す玩具展」が12月19日まで開催しています。本展は2018年に開催した「人はあそぶ―メキシコ民芸玩具展」につづき、子どもの玩具をとおして外国の暮らしや文化を伝える展覧会の第二弾です。
本展監修者の春日明夫氏(芸術学博士、東京造形大学名誉教授)は、日本におけるキッズデザイン研究の先駆者であり、長年、中学校や美術大学、幼保教育の大学などの現場で造形教育に取り組んできました。春日氏は教材として、木製玩具を中心に世界中の玩具を収集し、その関係資料のコレクションは6,000点を超えます。本展ではその中から、フィッシャー・プライス トイズ(現:フィッシャープライス®️)の製品を中心に、1920年代から80年代にかけてのアメリカの玩具約150点をご紹介します。
今回展示される玩具のモチーフには、カラフルなレジスターや掃除機、ラジオやテレビなど、その時々の最新家電や生活道具が多く用いられています。子どもたちは大人の生活を模倣してあそびを生み出してきたゆえ、そこには世の中の流行や人々の暮らしが色濃く映し出されていることが見てとれます。さらに展示の後半では、同時代の日本の玩具も一部展示し、異なる社会や文化のもとに生まれた玩具の歴史もあわせて振り返ります。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》
【関連イベント】
●レクチャー「アメリカ玩具とキッズデザインの100年」
日時:10月3日(日) 14:00~15:30
会場:生活工房(キャロットタワー5F セミナールームA・B)
講師:春日明夫
参加費:500円
定員:50名(申込先着)
●ワークショップ「たのしくダンスするハンペルマン人形をつくろう」
日時:11月7日(日) ①13:00~14:30 ②15:30~17:00
会場:生活工房(キャロットタワー5F セミナールームA・B)
講師:春日明夫
参加費:500円
対象:5歳以上~小学3年生の児童とその保護者、2人1組
定員:各回20組(抽選)
※関連イベントの申し込み方法は、公式サイトをご覧ください
開催期間 |
2021/09/07(火)~2021/12/19(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 9:00~21:00 ※当面の間、開催時間を9:00~20:00に変更 |
休館日 | 月曜日(ただし、9/20は開場) |
入場料 | 無料 |
会場 |
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お問い合わせ | 03-5432-1543 |
会場URL | https://www.setagaya-ldc.net/ |
詳細URL | https://www.setagaya-ldc.net/program/520/ |