
東京のFabCafe Tokyoにて、「AI is Not Magic 展」が2025年6月30日から8月3日まで開催されます。
—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—
世界が劇的に変化する中で、私たちの生活のさまざまな隙間に、AIなどのテクノロジーが浸透してきています。私たちはAIとどのように向き合い、それぞれの立ち位置を探るべきなのでしょうか。
ハードウェアハッカーのAndrew “bunnie” Huangがあるメディアのインタビューでオープンソースへの情熱について聞かれて次のように語っています。“Technology is not magic(テクノロジーは魔法ではない)” 私たちの周りにはあまりにも多くのテクノロジーが溢れ、いつしかそれは人間の域を超え理解不能なもののように感じてしまうことがある。だが、それを作ったのは人間であり、誰しもが理解できる余地があるものであり、その姿勢を常に持ち続けるべきだ、という意味で、テクノロジーは魔法ではないと語っています。
AIは、魔法なのでしょうか。あるいは理解しうる相棒なのでしょうか。本展示では、AIを常に正しい答えを教えてくれるべき存在ではなく、時には間違えを言うかもしれない、だけども面白い視点を与えてくれる相棒としてみています。人との協業や会話のやり取りを通じた、新たな存在AIとアーティストやエンジニアによるコミュニケーションの試行錯誤を通じて、どんな表現が生まれているのでしょうか。その試行錯誤は、AIが見ている世界を理解しようとする姿勢そのものとも言えます。
FabCafeでは、かねてよりAIと人間の関係性に関して幾つかのディスカッションを行いました。昨年行われたイベント『人類学からみるAI』では、デザイン・アートユニット「Playfool」のダニエルコッペンさん・丸山紗季さん、メディアアーティスト・ゲーム開発者の木原共さん、人類学者の久保明教さんをゲストに招き、「人間的な思考」以外の視点でAIが発展していたら?というクエスチョンのもと、「人間より優れているか、否か」という人間視点になりがちなAIに対する目線に疑問を投げかけました。
AIとのコラボレーションによって、人間の能力はどう拡張されるのでしょうか。AIとの会話により、人間のクリエイティビティはどうなるのでしょうか。
本展示では、AIとのコミュニケーションの試行錯誤、協業を通じた思索を通じ、AIとのコラボレーションと、人それぞれの立ち位置を紹介します。
開催期間 | 2025/06/30(月)~2025/08/03(日) |
---|---|
時間 | 10:00~20:00 |
休館日 | 詳細は公式ホームページをご覧ください |
入場料 | 無料(期間中は店舗内にて一般公開) |
会場 |
|
会場電話番号 | 03-6416-9190 |
会場URL | https://fabcafe.com/jp/tokyo/ |
詳細URL | https://fabcafe.com/jp/events/tokyo/aiisnotmagic/ |