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京都精華大学


the Museum of Pont-cho Alley

堀真理子 / 建築

「先斗町路地美術館」先斗町通から木屋町通へ通り抜ける「路地」を美術作品として展示する点在型美術館である。美術館は通常、作品を鑑賞に適した空気(展示室)の中で日常から離れて芸術に浸るというものが一般的であるが、ここでは日常の中に鑑賞に適した空気(展示室のようなところ)を用意することで、そこから感じるものを作品化し、美術館のような瞬間を作ろうというものである。狭い路地を進んでいくと壁が途切れ、ふいに視界の広がる瞬間が現れる。この展示室のような隙間を通して感じる世界は他とは異なる空気が流れている。
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