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京都精華大学
無意識と行為と家
海野敬亮 / 建築
人は常に意識と無意識を持って生活している。それは自分でも気がつかない間、自分の生活というものの多くを支えている。この意識と無意識を操作することによって新たな住宅の構築方法を見出すことを目的として設計した。 この住宅では、中心に老人が暮らし、その周りを若い人が暮らす。中心には生活に必要な要素がそろっている。老人はそこから人の作り出す風景、そして自然の作り出す風景を眺めて暮らし、若い人は建築の作り出す風景、そして建築に入り込む光、緑などの自然、中心に住まう老人の些細な行為に影響されつつ生活する。シーンの経路を巡りながらまだ見ぬ未来へとシーンを構築していく。
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