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2008 ミラノサローネ速報
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【 桐山登士樹 】 ミラノサローネ速報

fieramilano
桐山登士樹氏よりミラノサローネ速報が到着しました。 上記写真はLEXUS LF-Xhをモチーフにした造形モデル
桐山登士樹 桐山登士樹
Toshiki Kiriyama
デザインディレクター 株式会社TRUNK主宰、富山県総合デザインセンターデザインディレクター、 YCSデザインライブラリーディレクター等兼務

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「桐山登士樹の
注目デザイン&デザイナー」






昨夜からミラノサローネ(デザイン・ウィーク)が始まった。
今年で22回目のミラノサローネである。
安定しない天候は、今後のミラノサローネの将来を暗示しているかのようだ (準備前は雨で寒かった)。 これまで何度も語っていることだが「機能」「品質」「価格」+「デザイン」の展 示は、すでに過去のスタイルである。これだけ成熟した社会で、同じ事を繰り 返させられても興味はわかない。しかし今年も多くの企業が、この形態を繰り 返している。私個人としては、とても残念なことである。
数件、プレス&パーティを覗いた限りでは、今年のサローネは昨年同様ファッ ションの影響を強く受けている。全体的にはカラフルで日本的なテキスタイル も随所に見られる。また、数年続く素材への取り込みはより強固なものとなっ ている。

今回、日本の企業のトヨタLEXUSとキヤノンの二社のプロジェクトを担当して いる。両社に求めたのは、「フィロソフィー」と「ビジョン」の展示である。限りな い進化をどのようなカタチで見せれば良いのか、これが重要なテーマであり、 現在、最も大切なコンシューマーとの接点である。幸いにして両社の展示は、 有識者やマスコミに高く評価されている。
今後サローネを目指す企業やデザイナーは戦略的に考えて欲しい。と同時に 国際市場での対話(コミュニケーション戦略)を重要なテーマとして考えていた だきたい。サローネは、既にモノ(デザイン)展示だけではなく、ブランドプレゼン テーションの場へと大きく進化しているからだ。

サローネ分析は、後日レポートしたい。


NEOREAL
The Design World Created by Canon
開催期間 2008年4月16日(水)〜21日(月)10:30〜22:30
会   場 ミラノトリエンナーレ財団美術館
Fondatione La Triennale di Milano



Lexus L-finesse -elastic diamond -
開催期間 2008年4月16日(水)〜20日(日)11:00〜20:00
入場無料
会   場 ムゼオ・デッラ・ペルマネンテ
Via Filippo Turati 34, Milano




 ■ Lexus L-finesse -elastic diamond -



 ■ NEOREAL









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