MYYOUR
Superstudio Industriaの庭にカラフルなテーブルと椅子、そして遊び心いっぱいのチューリップ形のスタンドランプが並び、観客に解放されている。夏も近いという匂いをかもしだしたMYYOUR社の演出だ。テクノロジーを駆使した素材のリラックスチェアー、シャワーも若々しいデザインで、プールサイドを想像させる。野外に絶える素材を研究しているというだけあって、特別なコーティングがなされた皮の椅子など、意外な素材のものもある。テーブルには光が入り、夜になってからのガーデンパーティーに最適。堅牢で厚みのある形態が、コンパクトに収納できる機能的でエッセンシャルなデザインにも注目が集まる。
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COMMUNITY + TULIP'S
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GARDE
Superstudio Industraの隣に出品している東京，大阪、ミラノ、ニューヨーク、ロスに事務所をもつGARDE社は、3年目の参加である。
個々のデザイナーの個性を尊重した展示がうまい。テーマNAGOMIは共通しているが、各作品はかなり違いがあり、この企業の自由な精神を反映している。意識と無意識が精神の中で共存しているというコンセプト、それを黒を配色にした個室に象徴した展示が効果的だ。
また、アートをかなり意識している作品が多く、デザインと機能にアートをどう関わらせていくかという課題を提示している。
斬新なデザインやアイディアの作品と同時に、日本の特徴である形象を、伝統の工芸性を継承した作品がある。近年ヨーロッパがジャポニズムを打ち出したミニマルな家具を作り続けている中、 文化は接ぎ木でなく形象と発展の結果という、自国の美意識を全面に出して行く姿勢は観客に好感をもたれていた。
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■ARINKO TABLE - Haruhiko taniguchi
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■BALANCE CHAIR - Kyoko Takano
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