|


最後に、
個人的な総括としては、ミラノサローネをなめていた感があり、度肝を抜かれました。
あれほどの規模、量、クオリティの催しものが毎年開かれている、ミラノと言う街にも感服したし、会期前日には、何も無かった会場に、忽然と展示会場を仕立て上げてしまうイタリア人の底力、そして、乳母車を押しながら、ああいうものを普通に見に来る家族、それから、ペアルックで楽しげに見ている老夫婦、つまりデザインが、とかクオリティが、とか言う前に、まず生活があって、そこからデザインが生まれている、という事が実感でき、個人的には非常に勉強になる展示でしたし、デザインはもっと楽しむべきものだということが理解できた10日間でした。
今回、サローネ出展を理解してくれた会社の皆さん、それからサンプル作成や、通訳などで手伝っていただいた皆さんには、この場をかりて心から感謝します。
|