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2007 ミラノサローネ特集
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森岡 淳 : Milano Slone 2007 Report !
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■ MOOOI

このメーカーのソファーなどは、色々なテクスチャーから自分なりのセミオーダーが可能。 説明用の映像も流れていたが、言葉は分からないなりにも、面白い映像で、見飽きる事が無く、ずーっと見ていたら逆に店員さんからそろそろ交代してください、と言われてしまったほど。インパクトのあるビジュアルを上手く使い、コンセプトをハッキリさせていたのは、見習うべき点です。


MOOOI



■ BALS TOKYO

会場全体が暗く、写真が・・・。
会場内には、かなりの大きさのミラーボールが吊り下げられ、その下には、祭壇のようなオブジェ、そこから水が流れ出し、かなり神秘的、それらを取り囲むように、ソファーやイス、テーブルなど商品が展示。会場をゆったりと使い、良い感じの展示だと思ったが、何ゆえ日本の展示は暗いのか?と、ふと疑問も残る。


BALS TOKYO



■ NTT Docomo

イタリア人デザイナーを起用し、FOMAをデザイン。 触る事は出来ず、カラーバリエーションの筐体が展示されていた。


NTT Docomo



NTT Docomo





最後に、 個人的な総括としては、ミラノサローネをなめていた感があり、度肝を抜かれました。 あれほどの規模、量、クオリティの催しものが毎年開かれている、ミラノと言う街にも感服したし、会期前日には、何も無かった会場に、忽然と展示会場を仕立て上げてしまうイタリア人の底力、そして、乳母車を押しながら、ああいうものを普通に見に来る家族、それから、ペアルックで楽しげに見ている老夫婦、つまりデザインが、とかクオリティが、とか言う前に、まず生活があって、そこからデザインが生まれている、という事が実感でき、個人的には非常に勉強になる展示でしたし、デザインはもっと楽しむべきものだということが理解できた10日間でした。 今回、サローネ出展を理解してくれた会社の皆さん、それからサンプル作成や、通訳などで手伝っていただいた皆さんには、この場をかりて心から感謝します。

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