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2006 ミラノサローネ特集
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桐 山 登 士 樹 : Milano Slone 2006 速報 !
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ロス・ラブグローブとピエロ・リッソーリ
4/5のパーティには多くのデザイナーが訪れた。写真は歓談するロス・ラブグローブとピエロ・リッソーリ




最後に昨年に続き、今回はアドバイザーとして関わった「Tokujin Yoshioka × Lexus L-finesse Evolving Fiber Technology」は、大変好評だった。現地の友人、知人もたくさん訪れてくれ、みんなから褒めていただいた。特にデザイン文化施設LA TRIENNALE DI MILANOのゼネラルディレクターのアンドリア・カルチェラートからは、金曜日に予定されていた会議の席上で、高い評価の言葉をいただいた。権威ある文化施設の責任者からの大変ありがたい評価だった。この展示により、吉岡徳仁の評価は格段に上がり、新たな一歩を歩み始めたことは間違いない。
映像作家の木本圭子は、私とスタッフの岩崎の推薦で参画いただいた。彼女が駒場の研究プロジェクトでテーマとしているカオス論を新たな試みで映像表現することに成功したと思う。
レクサスのコンセプトワードの一つでもある二律背反は、今後のデザインに重要なキーワードである。また、世界を代表する企業、トヨタの新たな挑戦は今後のデザインの門戸を確実に広げるであろう。



LEXUS
LEXUS
この秋発売予定のLEXUSのフラグシップカーLSは、オールホワイトに塗り替えられた




来年のミラノサローネがどうなるかは分からない。このままで行くとデザインイタリアのポテンシャルを維持するのは大変難しい。代わりに日本が登壇する時期なのかも知れない。
どちらにせよ自らの思考の前輪と実践の後輪が一体化しないデザインは、表層的に見えるだけだということを誰もが気づき始めている怖い時代が到来していることだけは間違いない。(文中敬称略)

LEXUSのプロジェクトの意図を綴るには紙面が足らず、URLを参考にしてほしい。
http://lexus.jp/lexus_art/
ブランディングの新たな試みとして、アート&デザインのコラボレーションの時代が到来している。


吉岡徳仁
吉岡徳仁
吉岡徳仁の3年の歳月をかけてデザイン、制作された意欲作「PANE chair」

木本圭子
人類の可能性と癒しを感じさせる映像スペース
吉岡徳仁が考案した3Dの映像システムに、木本圭子の映像が投影された。

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