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2006 ミラノサローネ特集
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桐 山 登 士 樹 : Milano Slone 2006 速報 !
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ごたごたから立ち直り今後の展開に期待したいCappelini
今年目立ったデザイナーは、昨年と同様にパトリシア・ウルキオラ(スペイン)がダントツである。コンスタンチン・グルチッチ(独)、ロス・ラブローグ(英)、ジャスパー・モリソン(英)、ザハ・ハディド(イラク)、イタリア人デザイナーではピエロ・リッソーリか、深澤直人、喜多俊之、伊藤節+志信、安積伸など、おなじみの日本人デザイナーの活動も目を引く。
フォーリサローネ(FuoriSalone)の中では、ポルタジェノバ駅裏のTortona通りでnendoの初の小さな個展が開催された。メイン展示である形状記憶合金を使用したランプ「hanabi」は繊細で、いかにも日本のDNAデザインである。熱を感知して咲くアプローチは見事であり、佐藤大を中心にnendoの今後の成長を予感させるに十分なアプローチであった。当代の著名デザイナーに依頼し開催されたスワロスキーの「CRYSTAL PALACE」は、クリスタルの可能性をアピールするには十分すぎる内容であった。多くの媒体が取り上げるので、ここでは割愛する。
SATELLIEはおまけの様な扱い、昨年までの会場のほうがインパクトあり
家具デザインで目に付いたのは、DePadovaの「Compo d’oro」。デザイナーはパウロ・パルッコ+ミレーリ・リヴェの二人である。昔から良く知るこの二人のデザインを久しぶりに見てとても嬉しかった。また、アルマーニテアトロで開催された「wallpaper GlobalEdit/06」のザハ・ハディドの巨大なオフジェの力強さに圧倒され、日本のコーナーでは、応援している下尾和彦+下尾さおりの「Twintable」「Fushi-zen tray and Umoregi bench」を発見して嬉しくなった。
サローネ全体で私が最も気に入った家具デザインは、サテリテに出品されていた平社(Hirakoso)直樹の「LINUM」である。柳宗理を髣髴する可能性を持った新人が現れた。彼の今後のデザイン活動に注目したい。
MOROSO
喜多俊之の「Saruyama Islands」、富田一彦の「Ukiyo」
AGAPE
いつ見ても美しい水周り
B&B
Patricia Urquiolaのソファー
Gマーク
トリエンナーレの祭事の一つとしてGマークが初の発表「GOOD DESIGN AWARD」
SWAROVSKI
Michael Gabellini’sデザインのクリスタルシャワーはゴージャス
SWAROVSKI
Ross Lovegroveのソーラーカー
CORIAN DUPONT
伊藤節+志信による造形豊かなラウンドソファー
SAWAYA&MORONIで歓談するスタルク
Zaha Hadid
Featuing an installation by Zaha Hadid
下尾和彦+下尾さおり
下尾和彦+下尾さおりのデザイン(文中解説)
nendo
nendoの佐藤大(文中解説)
Depadova
「Compo d’oro」(文中解説)
平社直樹
平社直樹のデザイン(文中解説)
大藪慶子
大藪慶子の「Rose douce」SATELLIE
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