トミタデザイン・レポート by 富田一彦 : Milano Slone 2005 Report !
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トミタデザイン、富田一彦氏より出展レポートが到着。
上記写真はミラノ市内のARCADEスペースにて行われた、トミタデザインの新作籐家具発表‘BANANA' COLLECTIONに訪れる人達。
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トミタデザイン
富田一彦
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プロダクトデザイナー&ブランドプロデューサー、ミラノ在住。93年ミラノにアトリエ
「意匠二次元半」開設。世界15カ国の産地とのコラボレーションを通じて作品をつくり続ける。
国際賞受賞多数。国内の複合産地連携による新たなジャパンプレゼンスを実現しつつある。
西洋科学の基礎を築いたローマ大学工業デザイン科非常勤講師。

http://www.tomitadesign.com
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「Tomitadesign in MilanoSalone2005」

先日4月13日から18日ミラノサローネにおいてトミタデザインの新作を発表、6日間で延べ6万人を超える来観者(COSMIT非公式発表)が20号館1FストリートB+C及び2号館3FストリートB&Cを訪れました。
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見本市会場20号館1階のARCADE AVECブース

著名な大御所陣のひしめき合う見本市本会場20号館の1階、マジスやザノッタの斜め前の角地に陣どったARCADE社の我がBANANAコレクションは、ユーロルーチェ他へのアクセスに便利ということもあって多くの人の目に触れることとなりました。これほどの一等地がデビューの舞台となり、実際に販売される現場を垣間見れるというのは、クリエーターとして至福の瞬間と呼べるでしょう。(img-1)
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img-1
'BANANA' COLLECTION
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ミラノ市内のARCADEスペース

イタリアを始め、ベルギーやオーストラリアなど複数の国々に発表と同時に20点以上売れた他、各国のエージェントが気に入って電話をかけながらその場で注文を受けている様子も見受けられました。ザブトン型モジュールクッションをくぐらせてセットする実演をする度に受注もあると、思わず笑顔になってしまいます。(img-2,ページトップ写真参照)
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img-2
'BANANA' COLLECTION
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見本市会場2号館3階のCOVOブース

2号館のCOVO社も新作PARADEシリーズは好調で5月末に納品され次第販売希望のショップがつめかけ、6月10日にはコモ湖畔で招待客にのみ披露するCOVOギフト発表パーティのメイン・プレゼンテーターになる予定です。「永遠の命」がテーマのMILLMILLシリーズに続く「生々流転」がテーマのPARADEシリーズの発表によってブランド全体のパワーアップがアピールできているようです。(img-3,4,5)

※5月9日発売のアエラ(朝日新聞社刊)の「日本が誇るデザイナー」特集にはCOVOの鉄瓶CIACAPO(チャカポゥ)が掲載されます。
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見本市会場2号館3階のDMKブース

DMK社FIUシリーズはライトS&Lが好評で、特に対称で魅力的なフォルムのハンギングタイプに人気が集まりました。日本的な低い座を強調するため透けるパーティションを多用した展示は、FIUシリーズに良く似合っていたとのことでした。(img-6)
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