見本市会場でも人気の高いエドラ社の展示ブースは、今年も色と形の幻想的な世界が広がる。
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新作《Jenette》。デザインはカンパーナ兄弟。乾麺のような背もたれは、触ってみたり座って強度を確かめたりと、たくさんの来場者を惹きつけていた。白、黒、赤、青、黄、緑といったストレートでヴィヴィッドな色も楽しい。
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ザノッタ社。トム・クーネのデザインするシンプルなテーブル《Acca》とカルロ・コロンボのデザインする《Sushi》。この椅子はそのネーミングからは想像がつかないほど座り心地がよい。
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カルテル社から。看板デザイナー、フィリップ・スタルクのデザインしたスツール《Charles Ghost》は3つのサイズから好きな大きさを選ぶことができる。このスツールは1800年代を彷彿とさせる、クラシック・スツールを代表する形。スタルクは基本に立ち返り、ポリカーボネートという素材でこのスツールに今という命を吹き込む。
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モローゾ社では多くの著名なデザイナーが集結。クッションのような形ながら、新しいプラスチック材を使うことで、丸みを帯びたワイヤー構造や格子のデザインが可能になった。コンスタンチン・グルシックのデザイン。
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カルテル社やB&B社などいろいろなところで活躍しているパトリシア・ウルキオーラのデザイン。《SMOCK》はやさしく人を包み込む。
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《KISSING BENCH》自然をモチーフにレーザー・カットしたフェルトをかけた優しい表情のソファ。トード・ボーンチェのデザイン。ここから3枚ほど。
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トード・ボーンチェの《HAPPY ROCKER》。
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トード・ボーンチェの《SWIVEL CHAIR》。
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毎年大人気のマジス社のブース。左側にジャスパー・モリソンの《AIR-ARMCHAIR》、そしてマーク・ニューソンのデザインする木製テーブル・椅子《HEX FAMILY》が見える。
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プロトタイプとして展示されていたコンスタンチン・グルシックの《TIN》。
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隔年開催のエウロルーチェから。今年のフロス社の展示は美術館さながらで見ごたえのあるものばかり。コクーンという素材を使った照明は、マルセル・ワンダースの新作《ZEPPELIN》を加え(左)、最初に製品化されてから40年以上の時を経ての復刻版が展示されていた。カスティリオーニ兄弟の《VISCONTEA》(中上)、《TARAXACUM》(右上)、そしてトビア・スカルパの《FANTASMA》(右中)が見える。
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ピエロ・リッソーニの《BUTTON》はシンプルな形でありながら、かわいらしさが印象に残る。
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オフィスでも個人宅でも。シンプルな蛍光ランプ《LONG & HARD》。アノニマスなシンプルな形がいい。デザインはフィリップ・スタルク。
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静かでシンプルなデザインばかりでは終わらないスタルクに来場者はびっくり。《COLLECTIONS GUNS》。
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同じく《COLLECTION LA VIE》。クラシックな形にスタルクなりのメッセージを込めている。
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アルテミデ社もたくさんの照明を展示。作品が作り出す影は十分にインパクトがある。
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中から見た展示の様子。効果的な影を作るためにデリケートに配置された照明、手前には新作が並ぶ。
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手前の《one-line tavolo》は人気デザイナーの一人、オラ・イトのデザイン。《tolomeo sospensione diffusore》はミケーレ・デ・ルッキの《tolomeo》のシーリング版。ランプ・シェードにつながるアームは角度が付けられる。デザイナーにジャンカルロ・ファッシーナの名が加わった。
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手前の《hashi long》は深澤直人のデザイン。今回多くのメディアで採りあげられた。照明本体は90度まで角度が付けられる。シンプルでありながら、高度な技術が使われている。
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形と光の美しさが目を引いた《mesmeri》はエリック・ソレのデザイン。
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