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以下では写真を中心に、Interni社のガイド冊子を片手に歩きながら今年出会ったデザインをポイント別にまとめてみることにします。
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あらゆる家具のデザインがあふれているサローネ会場で、作品ひとつでビジターの目を引くのは容易ではありません。そんな中でプラス・アルファとして蛍光塗料が使われていたデザインに目が留まりました。

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ZANOTTA社のコーヒー・テーブル 《Lucciolo》。
蛍という意味のこのテーブルは電気を消すと模様が浮かび上がる。プレス資料より。
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大多数の家具が単色であるのに対して、今年はプリント柄の布を用いた家具がいくつか展示されていました。特に Kartell 社の展示は、去年のカラフルな展示と打って変わってモノクロでまとめており、Philippe Starck がデザインした椅子 《Mademoiselle》 のプリントが華やいだ雰囲気を会場に添えていました。

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[上左] 《Speed》 家具ユニット。ZANOTTA社。別のカラーバージョンがサローネ会場には展示されていた。
[上右] 《Mademoiselle》 デザイン:Philippe Starck Kartell社プレス資料より。
[下左] Kartell社展示風景。右手に 《Mademoiselle》 が見える。テーマは 『透明感』。過去と現在、歴史と伝統、装飾とシンプルさ。『透明感』 がその間を介在する。Philippe Starckをメイン・デザイナーに据えモノクロで会場を構成している。
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こちらは照明。ロープという素材も面白い。「照明の形の美しさを損なうことなく、コードをベースに沿って丸めて長さを調節することができます。」 《luminescence rope light》 Design :浅野泰弘 プレス資料より。

4月13日、ZANOTTA社はTortona通りのビルの中で大規模な展示とともにオープニングを迎えた。入り口付近に展示されていた 《Speed》 家具ユニット。デザインはCarlo Colombo。棚の前面に使われているのはプリントされた布で、透明ガラスで覆われている。

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