おすすめ書籍・本 デザインとその周辺の気になる書籍

ウィリアム・モリス通信

ウィリアム・モリス通信

モリス研究の第一人者晩年のエッセイ

著者 小野二郎
編集 川端康雄
発行 みすず書房
仕様 四六判 256頁
ISBN 978-4-622-08097-8
価格 2,940円(税込)

ウィリアム・モリス通信

モリス研究の第一人者にして晶文社創業の名編集者が装飾デザイン、社会主義思想史上の巨人ゆかりの土地や建物を訪れて綴った晩年のエッセイを精選。

「自然への冠」「〈レッド・ハウス〉異聞」「ウィリアム・モリスの理想都市」「イギリスのオークについて」「ザ・ランドスケイプ・ガーデン」「物質に孕まれた夢」ほか全17篇。

【著者】
小野二郎(おの・じろう)
1929年、東京高円寺に生まれる。英文学者。1955年、東京大学教養学部教養学科イギリス分科卒業。1958年、東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化修士課程修了後、弘文堂入社。1960年、中村勝哉とともに晶文社設立。1962年より新日本文学会会員。明治大学政治経済学部講師などを経て 1971年より明治大学文学部教授。1982年没。
著書『ユートピアの論理』(晶文社1969)『運動としてのユートピア』(晶文社1973)『ウィリアム・モリス―ラディカル・デザインの思想』(中公新書 1973/中公文庫1992)『装飾芸術―ウィリアム・モリスとその周辺』(青土社1979)『紅茶を受皿で―イギリス民衆文化覚書』(晶文社1981)『ベーコン・エッグの背景』(晶文社1983)『小野二郎著作集』(全3巻、晶文社1986)、訳書マルクーゼ『解放論の試み』(筑摩書房1974)ペヴスナー『モダン・デザインの源泉』(美術出版社1976)モリス『世界のかなたの森』(晶文社1979)ほか。

これまでに紹介した書籍・本