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論理的思考によるデザイン 造形工学の基本と実践
人間工学の専門家がデザイン手法を解説
本書では、2次元・3次元の造形を工学的な視点で創造・開発していくための、基本と実践方法を解説している。
著者は、大手メーカーでの製品開発プロセスを熟知している人間工学の専門家。
人間工学に基づいた造形についてはもちろんのこと、デザインコンセプトの構造化、素材の特性と加工技術、ユーザの感性リサーチ、製品の評価方法など、製品開発において必要な論理的思考によるデザイン手法を網羅した一冊となっている。
また、誰もが検証・評価することができる、山岡式『70デザイン項目』のチェックリストも巻末に特別収録。
【著者】
山岡俊樹(やまおかとしき)
和歌山大学システム工学部デザイン情報学科教授(学術博士)。専門は人間工学(日本人間工学会認定人間工学専門家)、ユーザインタフェース、工業デザイン、製品開発、サービス工学、観察工学、ユニバーサルデザイン、デザインマネージメント。人類働態学会理事、人間中心設計推進機構理事、ISO/TC159(人間工学)委員、米国人間工学会(HFES)会員。主な著作として、『ヒューマンデザインテクノロジー入門』(森北出版)、『ハード・ソフトデザインの人間工学講義』(編著/武蔵野美術大学出版局)、『ヒット商品を生む観察工学』(編著/共立出版)などがある。
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