ジャンルやカテゴリーを問わず、クリエイティブなジュエリーを発信する展示会として、2010年からスタートした「New Jewelry」。これまで百貨店やセレクトショップ、ギャラリーでポップアップストアや共同イベントを行ってきた。
9月4日から9月6日まで、目黒のCLASKA The 8th Galleryにて開催された「New Jewelry -plus-」 は、初めて参加するブランドや注目の新進気鋭のデザイナーが集まる、新しいプラットフォームとなる展示会だ。
そこに参加した全36ブランドの中から、JDN目線で気になった新しい可能性を感じさせるジュエリーを紹介する。
PRISM / 小島瑛美子
「プリズムを通した光のように、いつもの毎日を彩るアクセサリー」をテーマにしたブランド。虹のような色使いの指輪や、影が美しいブレスレットなどを展開している。
ETSUSHI
一見、刺繍ミシンが自動で縫っているかのようだが、すべて普通のミシンを手で動かして縫われているブローチ。刺繍ミシンではデータ通りのきれいな形が完成するが、このブローチはひとつひとつ縫うことで独特の素材感が出ている。すべて一点ものの味わい深い作品。
金属や木、布、樹脂などさまざまな素材を使って作られた最新のアイテムは、その場で買うことができる。何よりの魅力は、その場で直接作家と話し、ジュエリーが作られた経緯などの制作秘話を聞けることだ。ジュエリーというと少しハードルが高い!という方もいるかもしれないが、販売員ではなく制作者と話しながら、自分に合った新しいジュエリーと出会える場所に訪れてみてはいかがだろうか。
New Jewelry
http://newjewelry.jp/