モノとコト 優れたデザインやアイデアで、日々の生活を少し豊かにしてくれるモノとコトを紹介
Wind Chime Bellflower
風をインテリアの一部にする、やさしいガラスの音色
「ベルフラワー」はフウリンソウの英名。「Wind Chime Bellflower」は、ガラスのベルが縦に四つ連なったウィンド・チャイム。空気の動きを感じて、ゆらゆらと揺れる。光を受けて移り変わるガラスの表情と、優しい音色が目と耳を楽しませる。やじろべえのようなバランスや思いがけない形の変化は無いが、モビールに通じる魅力がある。
一つひとつのベルは、ボーリングのピンを二頭身にしたような愛らしい形状。これは単なるオブジェとしての形状ではない。一般的な風鈴には本体の他に、風を受ける短冊と音を鳴らす舌(ぜつ)がある。「Wind Chime Bellflower」の場合は、一つのガラスのベル本体が複数組み合わさることで、三つの機能を一つの形状で満たしている。
デザイナーは小林幹也氏。このデザインを実現するために、動きや音、見た目などを江戸ガラス職人と綿密な打合せを繰返し、試行錯誤したそうだ。カラーバリエーションはクリアとクリアグリーンの2種。クリアグリーンは頭の方が着色され、腰から下がクリアになっている。重なりを考えた上の処理なのだろう。いずれも、ガラスという素材、変化する光の魅力をたたえている。
風鈴と違うのは、特定の季節を感じないことだ。窓やエアコンの下などで、ナチュラルな光と音を運んでくれる毎日の存在となるだろう。
ブランド:Timbre(ティンブレ)
timbreの意味は「音色・響き」。いろんな音の個性が音楽を味わい深いものにしているように、生活にそんな潤いを与える、音色・響きのような機能を持つプロダクト生み出していきたい。そんな想いが込められたブランド。
Wind Chime Bellflower
素材 | 江戸ガラス(クリアグリーンはラスター加工) |
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サイズ | 約 幅75×高385×奥行75mm(吊した状態/本体のみ) |
重量 | 約300g |
価格(税抜) | クリア:8,500円 クリアグリーン:9,700円 |
お問い合わせ
Timbre
http://timbre.jp
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