JAGDA亀倉雄策賞・新人賞の受賞作品展が、ギンザ・グラフィック・ギャラリーで7月15日から開催

東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーが、「2025 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展」を2025年7月15日から8月27日まで開催する。
同展は、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)が主催するふたつの賞の受賞作品を一堂に紹介する展覧会。1999年創設の亀倉雄策賞は、年鑑『Graphic Design in Japan』出品作品の中から最も優れた作品とその制作者に贈られる賞。グラフィックデザインの芸術性と本質を追求した亀倉雄策の遺志を尊重し、普遍性と革新性をもった作品を表彰する。1983年開始のJAGDA新人賞は、同年鑑出品者の中から今後の活躍が期待される39歳以下のグラフィックデザイナーに贈られる賞で、これまで第一線で活躍するデザイナー128名を輩出している。
同展では、第27回亀倉雄策賞を受賞した林規章による個展をギャラリー1階で開催。受賞作品「女子美術大学大学院/3年次編入/短大専攻科 学生募集」は、女子美術大学・大学院の学生募集のために20年前より毎年制作されてきたポスターシリーズの最新作。JOSHIBIの「J」の形をモチーフに、独自の幾何学的なスタイルを一貫して続けながら表現を研ぎ澄ませてきた作品群を紹介する。
地階では、JAGDA新人賞2025を受賞した城﨑哲郎、サリーン・チェン、松田洋和の受賞作品と近作を展示する。