日本のアニメを発信する新拠点「アニメ東京ステーション」が池袋にオープン、期間限定企画は『NARUTO』
東京・池袋に、日本のアニメを発信する新拠点「アニメ東京ステーション」が10月31日にオープンした。同施設は、世界中から訪れる旅行者や専門家、子どもから大人までが集い、過去の名作や最新の人気作品に出会うアニメの世界への出発点として、多くの人たちに楽しんでもらうことを目指している。
同施設のフロアは3つに分かれており、1階は「アニメ総合情報フロア」、2階は「企画展フロア」、地下1階は「アニメ専門のアーカイブフロア」となっている。
1階では、懐かしい作品から最新の人気アニメまで、計118作品のアニメのキャラクターや名シーンで構成されたシンボルディスプレイが設置されている。常設展示は、過去から現在のアニメを検索できる日本アニメの総合データベース「アニメ大全」が設置されており、アニメ作品をモチーフとしたカプセルトイが購入可能。今後は各種イベント・ワークショップ・上映会などもおこなうフロアとなる予定だ。
2階の企画展フロアでは、年4回程度さまざまなアニメなどの企画展を予定しており、企画展と連動したトークショーや上映会など、各種企画展に対応したイベントを実施。また、アニメグッズストアも併設される。
地下1階は、アニメアーカイブ拠点として“見せるアーカイブ”を探求したフロア。レイアウト、原画、シナリオ、企画書、台本、絵コンテ、セル画など貴重なアニメ素材の展示を通して、アニメ制作工程が紹介される。グランドオープン時は、収蔵庫内に展示した『ASTRO BOY 鉄腕アトム』などのアニメ素材をガラス越しに観賞できる。
なお、グランドオープンにあわせ、2024年1月28日までの期間限定企画ではアニメ『NARUTO-ナルト-』の世界観を体感できる展示を実施中。日本初公開の特大バルーン「九喇嘛」や、世界中のNARUTOファンによる人気投票「NARUTOP99」にちなんだフィギュアの展示、ゲームやアニメに登場する忍術「螺旋丸」の体験コーナーが用意されている。