洋服を融和した現代の着物プロジェクト「ほんきもの」が、5月30日までクラウドファンディングを実施

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洋服を融和した現代の着物プロジェクト「ほんきもの」が、5月30日までクラウドファンディングを実施

洋服を融和した現今の着物プロジェクト「ほんきもの」が、5月30日までクラウドファンディングを実施している。

「ほんきもの」はこれからの着物を考え、手掛けられたプロジェクト。デザイナーの戸田光祐が、衣服も建築同様に景観を構成する大切な要素だと考えたことからはじまったもので、「本着物」と「本気者」をかけた造語から名付けられている。

今回支援を募るにあたり製作されるのは、羽織、袍、筒袖、袴、リュックの5種類。縫製、生産はすべて国内で行われ、生地も国産のものが使用される。支援で集まった資金は、製品の製作費および今後の開発費として使用される。

羽織×筒袖×袴

袍×筒袖×袴

筒袖×袴

本革リュック

クラウドファンディングのページには、着物にまつわる歴史や洋服と和服の対比、各製品の詳細なコンセプトや特徴などが記載されている。

プロジェクトにあたり戸田氏は以下のようにコメント。

「これまでの時代では、異国から伝来した文化や思想を、国内のものと融和し新たなものを生み出してきました。しかしながら現代において着物姿の方は稀です。文明開化以降、着物の定義づけが行われ、和と洋を区別して考えるようになってしまった結果、今までの時代のように融和が進まず、極端に別物として扱ってしまった経緯があるからです。だからこそ私は、これまでの伝統のように、日本の既存の美意識や思想を根底とした上で、異国文化を融和し、今の時代における新たな着物を手掛けたいと思っています」

■ほんきもの クラウドファンディングページ
https://www.makuake.com/project/honkimono/