ルネ・ラリック リミックス―時代のインスピレーションをもとめて

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19世紀末から20世紀半ばにかけて、ジュエリー作家/ガラス工芸家という肩書を超えて、生涯を通して芸術家としての独自の道を切り拓いたルネ・ラリック(1860-1945)には、尽きることのないインスピレーションがありました。

とりわけフランス、シャンパーニュ地方の小さな村アイに生まれたラリックにとって、幼少期から身近な存在だった「自然」は、その多様なインスピレーションの根源ともいえるでしょう。自然を注意深く観察することによって培われた眼差しは、やがてイギリスでの経験や日本美術からの影響、大戦間期における古代ギリシア・ローマへの回帰やエキゾティックな嗜好、新しい女性たちのイメージなど、20世紀初頭のフランスに起ったさまざまに異なる芸術潮流と結びつきながら磨かれていきました。例えば浮世絵にインスピレーションを得て、パリ郊外の自邸付近で撮影した雪景色を表現したペンダントや、1909年に他界した妻アリスの面影をシダのなかに刻印した香水瓶。同時代の世界と日常身辺の心躍る事象や個人的な記憶に、鋭い観察眼と想像力によって新しいかたちを与え、「装飾品」として人々の身近なものにしたのです。

希少なジュエリーからより多くの人々のためのガラス作品への転換は、急速に変化する社会のなかで芸術と生活がどのような関係を結ぶことができるのかを示そうとするものでした。生きることとつくること―ルネ・ラリックが、自然を起点としてどのように世界を観照し、装飾という芸術を希求したのかを明らかにします。

《本文は公式サイト紹介文より抜粋》

【関連イベント】
●障害のある方対象
アート・コミュニケータとめぐる庭園美術館
日時:8月23日(月) (1)10:30~12:00(2)13:30~15:00
対象:身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳などをお持ちの方
定員:各回10名とその介助者(1名まで)
参加費:無料
※事前申込制

●ベビーといっしょにミュージアムツアー
日時:2021年8月10日(火)11:00~12:00
対象:ベビーカーに乗る年齢・月齢の赤ちゃんとその保護者
定員:10組(保護者は2名まで)
参加費:無料/別途、展覧会観覧料が必要
※事前申込制

開催期間 2021/06/26(土)~2021/09/05(日)
時間 10:00~18:00(入館は閉館30分前まで/事前予約制)
休館日 月曜日(7/26、8/2、8/9、8/30は開館)、8/10
入場料 一般1,400円/大学生(専修・各種専門学校含む)1,120円/中学生・高校生・65歳以上700円
参加アーティスト ルネ・ラリック
会場
  • 東京都庭園美術館
  • 本館+新館
  • 東京都港区白金台5-21-9
お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
会場URL https://www.teien-art-museum.ne.jp/
詳細URL https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/210626-0905_ReneLaliqueRemix.html