「Red Bull Illume」は、アクション＆アドベンチャースポーツをテーマにした、世界最大の国際写真展だ。地球上で最もクリエイティブかつ人を魅了する写真が芸術作品として紹介され、アクションスポーツの世界をより身近に感じてもらえることを目標に開催されている。同展は東京で6か国目の展示となる。

今回展示される作品は、2016年に開催された「Red Bull Image Quest」にて最優秀賞を受賞した11ジャンル・55枚の作品に加え、応募受付中の「ナショナル・モバイル・コンテスト」にて最優秀賞を受賞する5枚が加わり60枚だ。

「Red Bull Image Quest」は、2007年、2010年、2013年、2016年と過去4回開催している。前大会の2016年には、世界120か国5,645人のフォトグラファーによって、コンテスト史上最多となる34,624枚の写真の応募があった。その後、53人のフォトエディターが55人のファイナリストを選出し、2016年9月28日アメリカのシカゴで開催された「Red Bull Illume授賞式」にて、11個のカテゴリー毎に優秀賞が選ばれ、さらに総合的な最優秀賞受賞者が1名選出された。

栄えある最優秀賞に選ばれた1枚は、ドイツ人フォトグラファーのロレンツ・ホルダーが撮影した、紅葉美しいドイツでのBMXアスリート、セナッド・グロシック選手が橋の上でライディングしている写真で、大会2度目の総合優勝を獲得した。このファイナリスト55名の写真が「Red Bull Illume」展示ツアーと銘打ち、2018年半ばまで世界中を回る予定だ。