
障害者と多様な分野のプロフェッショナルによる現代アートの国際展「ヨコハマ・パラトリエンナーレ」が、11月24日まで開催します。3回目となる今回は、オンラインをメイン会場に、障害の有無や地域を問わず誰もが参加できるプログラムを展開します。
「ヨコハマ・パラトリエンナーレ」のはじまりは、2014年。横浜市の文化オリンピアードとして位置づけられ、発展進行型プロジェクトと称し、障害のある・なしに関係なく文化芸術活動に参加したいと思う誰もが、出会い、そして共(ともに)創(つくる)アートプロジェクトの先駆者として誕生しました。
今回の総合ディレクターは、自らも脚に障害を抱えながら、障害者とアート、そして社会の間のバリアを取り払うべく活動を広げる栗栖良依。東京2020開会式・閉会式4式典総合プランニングチームクリエイティブディレクターも担う栗栖を中心に集大成に向けて進行していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、昨年11月に発表した内容を全面的に見直し、オンラインとリアルが融合した新しいプロジェクトに挑戦することになりました。
パラトリを通じて出会った人々が集結して制作するYouTube番組「パラトリテレビ」(隔週日曜日配信)、障害のある表現者と多分野のアーティストによる“読む展覧会”BOOK PROJECT「そのうち届くラブレター~わかりあうことの不可能さと、あきらめないことについての考察~」(11月18日公開予定)、国内外のサーカスアーティストが時空を超えて共創する「サーカスアニメーション」(11月18日公開予定)、多様な立場の人々が語り、学び、そこで得たことを社会に向けて解き放つことをめざす「パラトリラボ」といった4つのメインプログラムを展開します。
オンラインから、ぜひパラトリエンナーレの世界に飛び込みにいらしてください。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》
開催期間 |
2020/08/24(月)~2020/11/24(火) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 横浜市役所での展示は9:00~20:00 |
休館日 | 会期中無休 |
入場料 | 無料(一部有料配信あり、詳細は公式サイトをご覧ください) |
参加アーティスト | ジェス・トム、リ・ビンユアン、山本高之、鎌江一美、井口直人、杉浦篤、川戸由紀、松本美枝子、中川美枝子、華雪 他 |
会場 |
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詳細URL | https://paratriennale.net/2020 |