きんしゃい有田珠玉の器紀行

きんしゃい有田珠玉の器紀行

日本で初めて磁器がつくられて、今年で400年を迎えた。佐賀県では現在「有田焼創業400年事業」と題して「有田焼」の市場開拓、産業基盤整備、情報発信について「佐賀県プラン」を策定し、“世界の有田焼”の実現のために17のプロジェクトに取り組んでいる。

その17のプロジェクトのひとつ「ARITA SELECTION」は、「手のひらサイズの小さな有田焼で、400年の歴史を有する大きな産地を識る」という新しい観点で「有田焼の文化」と「職人の町 有田」への関心喚起および理解促進を図ることを目的に昨年発足した。

「きんしゃい有田豆皿紀行」と称した第1弾プロジェクトは、26の窯元の参加を得て、妥協なく作陶を続け進化している窯元の魅力を“豆皿”を通して紹介。今年度の第2弾プロジェクトは、有田の地で陶芸家として日々感性を磨き続け、精魂を傾けて作陶している作家16名が参加し、「きんしゃい有田珠玉の器紀行」と称してその美意識や技法などに個性が凝縮している希少性の高い小さな器を紹介する。

「ARITA SELECTION 特別企画展」として、「きんしゃい有田珠玉の器紀行」の82点の作品と代表作20点および「きんしゃい有田豆皿紀行」の豆皿147点をBunkamura Galleryにて展示する。会期中は有田町から作家を招き、作陶についての話をしたり、鑑賞者参加のワークショップなども開催。来場者にいろいろなかたちで「有田焼」を体感してもらえるようなコンテンツが催される。

開催期間 2016/11/02(水)~2016/11/08(火)
※イベント会期は終了しました
時間 10:00~19:30(最終日は17:00まで)
入場料 無料
会場
  • Bunkamura Gallery
  • 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
会場電話番号 03-3477-9111
会場URL http://www.bunkamura.co.jp/index.html
詳細URL http://kinsyai-arita.jp/