デンマークと日本は、それぞれの歴史や文化を背景に、ときに影響し合いながら発展してきた。特に、機能と実用性に美的な意匠をまとった優れたデザインは、両国の文化的アイデンティティと美意識を示すものとして、きわめて高い評価が与えられている。
デンマークは、建築、家具、生活用品をはじめ、福祉、教育、交通網など、国のグランドデザインも含めた優れたモデルを構築して、屈指のデザイン大国として世界の人々の強い関心を集めてきた。一方の日本は、固有の文化・思想に基づき、時代の象徴となるデザインを創造し、小型でシンプルな形を可能にした技術力、素材の特徴を最大限に引き出す伝統の技とその継承によって、デザインの分野でも独自の価値を提案し続けている。
本展では、日本とデンマークのデザイナー、建築家、アーティストによる、日常を豊かにする気づきの「現れ」が紹介され、両国の現代の暮らしにみるモノとコトについて考察する。
【関連イベント】
●TALK SERIES VOL.1-6
会場:金沢21世紀美術館 レクチャーホール
定員:先着80名
料金:無料
※予約不要
VOL.1 原研哉(日本デザインセンター代表)
「辺境の洗練-日本の簡素とデンマークの簡潔」
日時:8月5日(土) 10:30~12:00(開場10:15)
VOL.2 ルイーズ・キャンベル(デザイナー)
「自分のペースを探して走る人々の時代に歩く人であることの挑戦」
日時:8月5日(土) 13:30~15:00(開場13:00)
※逐次通訳付(英・日)
VOL.3 繁富(栗林)香織(北海道大学新渡戸スクール)
「細胞を折る?-折り紙の折り畳み技術の医療への応用-」
日時:9月15日(金) 18:30~20:00(開場18:00)
※その他の関連イベントは、下記詳細URLをご覧ください。
開催期間 |
2017/08/05(土)~2017/11/05(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~18:00(金・土は20:00まで) |
休館日 | 月曜日(ただし、8/14、9/18、10/9、10/30は開場)、9/19、10/10 |
入場料 | 一般1,000円/大学生800円/小中高生400円/65歳以上の方800円 |
参加アーティスト | ベン アンド セバスチャン、カイ・ボイイスン、ナナ・ディツェル、原研哉、ポウル・ケアホルム、ナガオカケンメイ+D&DEPARTMENT、トラフ建築設計事務所 他 |
会場 |
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お問い合わせ | 076-220-2800 |
会場URL | http://www.kanazawa21.jp/ |
詳細URL | http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1747 |