虹をかける:原美術館/原六郎コレクション
群馬県の原美術館 ARC初の展覧会「虹をかける:原美術館/原六郎コレクション」が2022年1月10日まで開催します。
虹は、原美術館 ARCを運営する財団の名称「アルカンシエール(Arc-en Ciel)」の和訳。そして人と人が美術を通じて対等に交流するための架け橋でありたいという財団理念のイメージであり、原美術館とハラ ミュージアム アークの個性を原美術館 ARCへと繋ぐ表象のようでもあります。また、光が屈折することで複数の色彩が可視化される虹という現象は、視点や角度を変えることによって見えないものが見えてくる、美術のあり方に通じるようにも思えます。
そして多様性や共存、平和の象徴とされることもある虹。そのような虹をテーマに、本展では、「原美術館コレクション」と「原六郎コレクション」から、性別も国籍も文化も異なるアーティストたちの多様な表現を展観いたします。中心となるのは、理事長の原俊夫が2018年に企画した「現代美術に魅せられて」展の出品作品や、コロナ禍により中止を余儀なくされた原美術館最後の収蔵品展に展示する予定だった作品群です。さらに、奈良美智、宮島達男、森村泰昌の人気常設作品がリニューアルされ、今後は原美術館 ARCの顔としてお楽しみいただきます。
暑い季節には通り雨も多い原美術館 ARC。雨上がり、東に大きく開けた空にかかる優美な虹と、自らの想像力や情熱をもってアーティストたちがかける創造の虹との両輪で、原美術館 ARCは今後、この場所だからこそ可能となる美術館のあり方を模索していきます。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》
【会期詳細】
第1期:2021年4月24日(土)~9月5日(日)
第2期:2021年9月11日(土)~2022年1月10日(月・祝)
開催期間 |
2021/04/24(土)~2022/01/10(月) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 9:30~4:30(入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 木曜日(祝日と8月を除く)、展示替え期間(9/6~9/10)、2022/1/1 |
入場料 | 一般1,100円/大高生700円/小中生500円/70歳以上550円 |
参加アーティスト | アニッシュ・カプーア、草間彌生、宮島達男、森村泰昌、奈良美智、鈴木康広、束芋 他 |
会場 |
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お問い合わせ | 0279-24-6585 |
会場URL | https://www.haramuseum.or.jp |
詳細URL | https://www.haramuseum.or.jp/jp/arc/exhibition/869/ |