レトロ家電ハックプロジェクト リミックス
パナソニック株式会社デザイン本部 FUTURE LIFE FACTORY(フューチャー・ライフ・ファクトリー/以下FLF)は、大阪中之島美術館にて開催されている「みんなのまち 大阪の肖像」第2期“「祝祭」との共鳴。昭和戦後・平成・令和”の特別展示として、「レトロ家電ハックプロジェクト リミックス」を8月28日まで展示しています。
未来の豊かさを問い具現化する、先行開発に特化したデザインスタジオであるFLFでは、これまでもさまざまなプロトタイピングを公開しながら新たな可能性を探ってきました。今回はパナソニックが数多く保有する歴史的な製品、いわゆる「レトロ家電」を「ハック」。すでにその役割を終えた製品に現代のテクノロジーをかけ合わせ、新たな価値を付加することでアップデートしようという試みからスタートしました。
製品の構造や成り立ちを紐解くにつれ、今ではほとんど使われない細やかな工夫の数々に気付かされていきます。まさに先人のものづくりにかける情熱を、製品を介して無言のメッセージとして受け取るという思いがけない経験となりました。
パナソニックグループでは、歴史的な自社製品を数多く収蔵・保管し、記録と伝承に活用しています。収蔵品の中には部分的にパーツが失われているものもあり、今回このベースとなったスーパーフォニックステレオHE-3000(1962年発売)も、レコードプレイヤー部分がない状態で収蔵庫に長年保管されていました。
「リミックス」は、レコード針のかわりにカラーセンサーを搭載。レコード盤状のシートに描かれた絵を音に変え、状態の良かった当時のままのスピーカーを通して音楽を奏でる楽器に生まれ変わらせました。色に音階を割り当て思い通りのメロディを奏でることも、自由な絵で予想不可能な音楽を奏でることも可能です。絵を音で聴くという新たな感覚をぜひ体験ください。
「みんなのまち 大阪の肖像」では、「リミックス」のほかにもパナソニックグループが収蔵している1953年からの歴史商品77点を展示します。
《本文は公式サイト紹介文より抜粋/一部編集》
開催期間 |
2022/08/06(土)~2022/08/28(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~17:00(入場は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日 |
入場料 | 「みんなのまち 大阪の肖像 第2期」(一般1200円、高大生800円)または「展覧会 岡本太郎」(一般1800円、高大生1400円)のチケットが必要 |
参加アーティスト | パナソニック株式会社 デザイン本部 FUTURE LIFE FACTORY |
会場 |
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会場URL | https://nakka-art.jp/ |
詳細URL | https://news.panasonic.com/jp/topics/204791 |