吹きガラス 妙なるかたち、技の妙

吹きガラスは、ドロドロに熔けた熱いガラスに息を吹き込み、風船のように膨らませて器を作る技法です。直接手で触れることなく、ガラスの温度や状態を見定めながらスピーディに器を形づくる吹きガラスは、ガラスという素材の性質を活かした、まさにガラスならではの技法といえます。
紀元前1世紀に遡る吹きガラスの登場によって、ガラス容器の生産・流通が大きく変化しただけでなく、ガラスならではの〈かたち〉が開花しました。本展覧会では、そのような吹きガラスならではの表現を生み出した作り手の〈技〉に注目しながら、古今東西の特色ある吹きガラス作品をご覧いただきます。あわせて、現代のガラス作家や研究者とコラボレーションした研究成果をご紹介し、かつての名もなき吹きガラス職人たちの創意工夫に迫ります。
作り手目線で作品を味わいながら、吹きガラスの魅力を再発見していただけますと幸いです。
《本文はプレスリリースより抜粋》
【関連イベント】
●講演会「吹きガラスの魅力―西と東―」(仮)
日時:4月30日(日) 14:00~15:30
講師:井上曉子(ガラス工芸史家)
料金:700円(別途要入館料)
※要申込み(応募者多数の場合は抽選)
開催期間 |
2023/04/22(土)~2023/06/25(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~18:00(金・土および5/2~5/4は20:00まで/入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 火曜日(5/2は20:00まで、6/2は18:00まで開館) |
入場料 | 一般1,500円/大学・高校生1,000円/中学生以下無料 |
会場 |
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お問い合わせ | 03-3479-8600 |
会場URL | https://www.suntory.co.jp/sma/ |