自然と美術の標本展「モノ」を「みる」からはじまる冒険

鉱物アソビ『鉱物見タテ図鑑』スペースシャワーネットワーク、2011、表紙写真/大沼ショージ撮影 鉱物アソビ『鉱物見タテ図鑑』スペースシャワーネットワーク、2011、表紙写真/大沼ショージ撮影

あらゆる情報が、スマートフォンやタブレットを通して瞬時に得られるようになったいま、学術的資料として「モノ」を展示し、来館者へさまざまな体験を提供するミュージアムの存在意義が問われている。

本展は、現代作家の美術作品と博物館が収蔵する資料を併せて展示し、ミュージアムでしか得られない「モノ」を「みる」ことの意味をいまいちど考えてみる展覧会である。美術における重要なテーマのひとつであり、モチーフとしても取り上げられることの多い自然は、博物館においても重要な研究領域の一つだ。

今回は、自然をテーマに、標本や自然を題材にする現代作家の江本 創、鉱物アソビ・フジイ キョウコ、橋本典久、原田 要、plaplax、山本 彌の作品と、横須賀市自然・人文博物館が所蔵する岩石や昆虫、植物などの標本、そして伝統的な画材製法を後世に継承する画材ラボ PIGMENTが所蔵する希少性の高い画材等をまとめて紹介していく。

【関連イベント】
●トークショー
出演:江本 創、鉱物アソビ(フジイ キョウコ)
※詳細は公式ホームページをご覧ください

●ワークショップ
講師:原田 要
※詳細は公式ホームページをご覧ください

開催期間 2016/07/02(土)~2016/08/21(日)
※イベント会期は終了しました
時間 10:00~18:00
休館日 7/4、8/1
入場料 一般800円/高大生・65歳以上600円
参加アーティスト 江本 創、フジイ キョウコ(鉱物アソビ)、橋本典久、原田 要、plaplax、山本 彌
会場
  • 横須賀美術館
  • 神奈川県横須賀市鴨居4-1
会場電話番号 046-845-1211
会場URL http://www.yokosuka-moa.jp/