
ガリエラ宮パリ市立モード美術館 館長のオリヴィエ・サイヤールをキュレーターに迎えた本展は、創業者一族のアーカイヴから今日のルイ・ヴィトンを創り上げる人々にいたるまで、1854年から現在までのルイ・ヴィトンの壮大な軌跡を辿る旅となっている。
19世紀末より、ルイ・ヴィトンは日本と強い関係を築いてきた。モノグラム・キャンバスのインスピレーションの1つとも言われる「紋」にはじまり、多くの著名な日本人顧客との関わり、また村上隆から草間彌生といった日本の現代アーティストとのコラボレーションなど、エピソードは数えきれない。本展では、板垣退助が渡欧した際に購入したトランクも特別に展示される。
ロバート・カーセンのアイデアと空間デザインによる本展は、旅をテーマとする10章で構成され、そのうちの1つは日本に特化した内容となっている。旅のストーリーはルイ・ヴィトンを象徴するアンティーク・トランク 「マル」──そのデザインに備わったモダンな魅力には、ルイ・ヴィトンの大胆かつ独創的なエスプリが凝縮され、瞬く間にメゾンのアイコンとなった。
また、ルイ・ヴィトンのアーカイヴから厳選されたオブジェやドキュメントとともに、ガリエラ宮パリ市立モード美術館や個人コレクターから貸与を受けたアイテムのほか、京都のヴィラ九条山の職人により制作された作品も会場に展示される。そして旅のフィナーレには、アトリエの職人たちが披露するルイ・ヴィトンならではのクラフツマンシップを体感していただきたい。
開催期間 |
2016/04/23(土)~2016/06/19(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~20:00(入場は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日(ただし、6/13のみ13:00より開館) |
入場料 | 無料 |
会場 |
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お問い合わせ | 0120-00-1854 |
詳細URL | http://www.louisvuitton.com |