伝統の未来|05|和紙 「和紙の森めぐり」

2016年秋、日本の文化の実力や可能性を探る展覧会企画「伝統の未来」が松屋銀座8階のイベントスクエアで展開される。それに伴い、7階のデザインギャラリー1953においても日本の優れたデザインや伝統、文化、産業などをテーマにする展覧会企画が連続展開される。本展は、その第5回目の企画展として、グラフィックデザイナーの佐藤晃一が和紙をテーマに企画したものである。
和紙は3~4世紀に中国からもたらされたが、その後、日本独自の技術が発展確立された。これを流し漉きといい、日本の和紙の強靭さと繊細さはこの漉き方によるものである。本展で展示する和紙の多くも、この技法によるもので永い年月の間、伝承されてきた。会場には、約100種類の和紙がオブジェのように展示されるが、和紙そのものの展示であるとともに、会場そのものがインスタレーションとして観覧いただける仕組みになっている。
楮、三椏、雁皮の3種類の主原料による素材から生み出された和紙の魅力を堪能していただきたい。
開催期間 |
2016/04/20(水)~2016/05/16(月) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 10:00~20:00(最終日は17:00まで) |
休館日 | 詳細は公式ホームページをご覧ください |
入場料 | 無料 |
会場 |
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会場URL | http://designcommittee.jp/gallery/ |
詳細URL | http://designcommittee.jp/2016/04/20160407.html |