MADE IN OCCUPIED JAPAN 1947-1952

海を渡った陶磁器展

MADE IN OCCUPIED JAPAN 1947-1952

第二次世界大戦後、連合国の占領下にあった日本。オキュパイドジャパン(OJ)とは、民間貿易が再開された1947年から1952年(昭和22年から27年)にかけての5年間にGHQが「Made in Occupied Japan(占領下の日本製)」の刻印を義務づけた輸出品のことだ。OJ印がつけられた製品は、陶磁器や装飾品、衣類、カメラ、ミシン、玩具、日用品など多種多様で、その希少価値から米国とカナダを中心に収集の対象となり、愛されてきた。

本展では、米国オキュパイド・ジャパンクラブ代表の田中荘子氏のコレクションから、名古屋、瀬戸、有田などの産地で当時、製造・輸出された陶磁器約200点を里帰り展示する。

終戦後の厳しい状況であったにもかかわらず、日本人はものづくりから生活を、誇りを取り戻した。日本が占領下にあったという歴史さえ忘れ去られつつある今、当時の人々のエネルギーと熱意のこもった陶磁器は、私たちに平和のメッセージを伝えてくれる。美しく愛らしい陶磁器の品々から、日本のものづくりと戦後70年を見つめたい。

開催期間 2016/03/26(土)~2016/04/17(日)
※イベント会期は終了しました
時間 9:00~20:00
休館日 会期中無休
入場料 無料
会場
  • 生活工房ギャラリー
  • 東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー3F
会場電話番号 03-5432-1543
会場URL http://setagaya-ldc.net/access/
詳細URL http://setagaya-ldc.net/program/322/