東京2020オリンピック・パラリンピックの文化プログラムを先導するリーディング・プロジェクト『TURN』の一環である「TURN フェス」が、東京都美術館で開催される。「TURN」は、監修に日比野克彦を迎え、異なる背景を持った人々が関わり合い、さまざまな「個」の出会いと表現を生み出すことを目指し、今年度より始動した。

第1回となる「TURN フェス」は、13名のアーティストが障害のある人や生きづらさを抱えた若者たちと出会い、関わり合う「交流プログラム」から生まれた作品の展示やパフォーマンスを行うエキシビションとともに、多彩なゲストを招いたカンファレンスを開催する。異なる背景や習慣をもつ一人ひとりが、それぞれに「出会う」ことを楽しみ、深め、共有する3日間のフェスティバルだ。

「TURN フェス」をはじめとする活動を通じ、「TURN」は多様な人との出会い方やつながり方に創造性を携え働きかけていくアートプロジェクトとして、これからの社会を支える新しい価値観を提示することに挑戦する。

【主催】
東京都、アーツカウンシル東京（公益財団法人東京都歴史文化財団）、特定非営利活動法人Art’s Embrace