没後20年 ルーシー・リー展

20世紀を代表するイギリスの陶芸家ルーシー・リー(1902-1995)。没後20年を機に開催される本展では、初期から晩年にいたる約200点の作品で彼女の足跡を辿り、その魅力に迫る。
ルーシー・リーは1902年、ウィーンの裕福なユダヤ人家庭に生まれた。ウィーン工芸美術学校で轆轤(ろくろ)の面白さに魅了され、陶芸家となることを決意し、国際的な展覧会で高い評価を得ていく。
しかし戦争へと向かう時代の流れを受け、1938年イギリスへの亡命を余儀なくされる。以後ロンドンの自宅に工房を構え、半世紀以上にわたり制作を続けた。
轆轤によって生み出される優美で緊張感のあるフォルム、象嵌(ぞうがん)や掻き落としなどによる独自の文様、釉薬のあたたかみのある色調など、彼女ならではの造形世界は国や世代を超え多くの人々を魅了し続けている。
本展では展示作品の大半が日本初公開となるほか、今回新たに発見された学生時代の作品も紹介。繊細でありながらも、凛とした存在感を放つルーシー・リーの世界をお楽しみいただきたい。
開催期間 |
2016/04/09(土)~2016/05/29(日) ※イベント会期は終了しました
|
---|---|
時間 | 10:00~19:00(展示室入場は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館) |
入場料 | 詳細は公式ホームページをご覧ください |
参加アーティスト | ルーシー・リー |
会場 |
|
会場電話番号 | 054-273-1515 |
会場URL | http://www.shizubi.jp/ |