鳥獣戯画―京都 高山寺の至宝―
誰もが一度は目にしたことのある日本で最も有名な絵巻、国宝・鳥獣戯画。墨線のみで動物や人物たちを躍動的に描いた、日本絵画史上屈指の作品である。全巻の修理を終え、その魅力を一新した鳥獣戯画の全貌を紹介する展覧会をが開催される。
国宝の甲・乙・丙・丁4巻とともに、この4巻から分かれ、国内外に所蔵される断簡5幅も集結。現存する全ての鳥獣戯画をご覧頂ける。また、鳥獣戯画の伝来した京都・高山寺は、鎌倉時代のはじめに明恵上人によって再興され、今なお多くの文化財が伝わる。本展覧会では、高山寺ゆかりの至宝とともに、明恵上人の信仰と深く関わる美術作品を、かつてない規模で展観する。
【関連イベント】
●リレートーク
会場:東京国立博物館平成館大講堂
定員:380名(当日受付、先着順)
※聴講無料(ただし、本展覧会の観覧券が必要、半券でも可)
※当日参加、申込み不要
(1)5月1日(金)
14:00~14:15「鳥獣人物戯画 甲巻」土屋貴裕(東京国立博物館研究員)
14:15~14:45「信仰に捧げた若き日の熱誠―国宝 仏眼仏母像と明恵上人―」大原嘉豊(京都国立博物館保存修理指導室長)
(2)5月8日(金)
14:00~14:15「鳥獣人物戯画 乙巻」土屋貴裕
14:15~14:45「故郷に残る明恵上人のおもかげ―仏画と仏像―」大河内智之(和歌山県立博物館主査学芸員)
(3)5月15日(金)
14:00~14:15「鳥獣人物戯画 丙巻」土屋貴裕
14:15~14:45「華厳海会善知識曼荼羅―明恵上人と華厳教学―」谷口耕生(奈良国立博物館教育室長)
(4)5月22日(金)
14:00~14:15「鳥獣人物戯画 丁巻」土屋貴裕
14:15~14:45「仏師湛慶と動物彫刻」淺湫毅(東京国立博物館教育講座室長)
開催期間 |
2015/04/28(火)~2015/06/07(日) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 9:30~17:00(金曜日は20:00まで、土・日・祝・休日は18:00まで/入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 月曜日(ただし、5/4は開館、5/7は休館) |
入場料 | 一般1,600円/大学生1,200円/高校生900円 |
会場 |
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お問い合わせ | 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
会場URL | http://www.tnm.jp/ |
詳細URL | http://www.chojugiga2015.jp/ |