衣服にできること―阪神・淡路大震災から20年

衣服にできること―阪神・淡路大震災から20年

私たちは日々、衣服を自身の好みで選び身に纏っている。その色合いや素材の風合い、デザインが身体に寄り添うことでリラックスしたり、装う場面によっては緊張を伴うこともある。一方、災害時の選択は厳しい環境から身を守ることに重点が置かれる。

「家をなくしてしまったとき、人を最後にプロテクトするのは服になる」というコンセプトのもとに生まれた衣服“FINAL HOME”誕生後、ファッションデザイナーとしての使命を軸にファッションと社会や環境との関係性を考察する作品を発表する津村耕佑。
また、アートプロジェクトと衣服を通じて「幸せに生きるきっかけ」を提案する衣服造形家・眞田岳彦が災害等の心傷の緩和を目的に制作をする「Prefab Coat」シリーズを紹介する。本展のために神戸の人々の声を参考にした新作「Prefab Coat Rice KOBE」も展示される。

2015年は阪神淡路大震災から20年にあたる。本展では、震災後に開催された復興を支援するファッションショーで紹介された作品も展示する。

開催期間 2015/01/17(土)~2015/04/07(火)
※イベント会期は終了しました
時間 10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)
休館日 水曜日、1/8~1/16、2/12(2/11は開館)
入場料 一般500円、小中高65歳以上250円
参加アーティスト 津村耕佑、眞田岳彦 ほか
会場
  • 神戸ファッション美術館
  • 神戸市東灘区向洋町中2-9-1
会場電話番号 078-858-0050
会場URL http://www.fashionmuseum.or.jp/index.html
詳細URL http://www.fashionmuseum.or.jp/museum/index150117b.html