山内龍雄展 形の道のり

53.0×33.3cm 1986
山内龍雄の初期から中期までの、具象から抽象へ変化していく道のりを紹介する展覧会「形の道のり」が、山内龍雄芸術館で開催される。
山内が「キャンヴァスに彫刻している」と語った独自の技法、キャンヴァスを数カ月から数年かけて削り込んでいく方法によって描かれた画は、1984年から始まる。はじめキャンヴァス上にあった形はだんだんと簡略化されていき、90年代には完全に「無」の世界を作り上げた。
本展では、削りの時代以前の最初期の具象作品から、「無」に到達した作品、そしてその後の展開までを展示する。
山内作品すべてに一貫していることは、常に自分の足許(あしもと)を描いているということだった。それは借り物の題材ではなく、自分自身と、山内が暮らした上尾幌の家やその周りの世界を描いているということである。約15点の作品を通して、山内の歩んだ道のりを巡る。
開催期間 |
2016/09/03(土)~2016/12/24(土) ※イベント会期は終了しました
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時間 | 12:00~17:00 |
休館日 | 火曜日・水曜日・木曜日 |
入場料 | 大人500円/学生250円 |
参加アーティスト | 山内龍雄 |
会場 |
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会場電話番号 | 0466-33-2380 |
会場URL | http://www.yamauchitatsuo.net/ |
詳細URL | http://www.yamauchitatsuo.net/kaisaitenrankai.html |