おすすめ書籍・本 デザインとその周辺の気になる書籍

ポール・ランドのデザイン思想

ページ見本をみる

ポール・ランドのデザイン思想

20世紀を代表するグラフィックデザイナーによる、優れたデザインの定義

発行 スペースシャワーネットワーク
著者 ポール・ランド
翻訳 河村 めぐみ
解説 海野 弘
仕様 A5変型、96ページ、並製
価格 1,600円(税抜)
ISBN 978-4907435448

ポール・ランドのデザイン思想

名著復刻!本邦初訳!ポール・ランド生誕100年記念!デザインに携わる全クリエイターの必読書。

「デザイン界のドン。 一度でいいから 叱られてみたかった。」
MR_DESIGN アート・ディレクター 佐野研二郎氏 推薦

IBMの企業ロゴなどを手掛けたグラフィックデザイン界のピカソ。
時代に左右されないすばらしいデザインとは何かを教えてくれる永遠のバイブル。

本書は20世紀を代表するグラフィックデザイナー、ポール・ランドが、現代の広告デザインの基本となるいくつかの原則を、自らの作品を参照しながら論理的に説いた名著『Thoughts on Design』の復刻版である。

彼が広告デザインを請け負っていた企業やブランド、雑誌のカバー・デザインや書籍の装幀など初期の作品を網羅し、文章は短く簡潔で、鮮やかでワクワクするようなイラストや写真が満載。

一見、ランドの作品が掲載されたデザインの入門書のように見えるが、実際に読んでみると彼のマニフェストが記されていることがわかる。つまり、優れたデザインの定義を力強く宣言しているのだ。

そのことが、非常によく引用される部分――
「美しさと目的に適うこと」という項目の冒頭の文章を読むと、実感できるのではないだろうか。彼にとってグラフィックデザインは、どんなに評価されようと「目的に適っていなければ優れたデザインとは言えない」のだ。

これまでに紹介した書籍・本